窃盗目的で山形県中山町の空き家に侵入したとしてベトナム国籍の男3人が先月、逮捕されました。

県内では今年、空き家を狙った窃盗が急増していて警察が注意を呼びかけています。

邸宅侵入と窃盗未遂などの疑いで逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍の3人です。

警察によりますと3人は、今年7月、金品を盗む目的で中山町の空き家に窓ガラスを割って侵入したものの発見できずに立ち去った疑いがもたれています。

空き家を管理する男性が被害に気づき警察に通報しました。

3人は技能実習生として日本に来ていて、その後、不法滞在したとして逮捕されていました。

その後の捜査で今回の事件に関与した疑いが強まったとして逮捕されたということです。

3人には県の内外で数十件の余罪があるとみられていて、警察が捜査を進めています。

今年、空き家を狙った窃盗は急増していて県内では8月末時点で61件と、去年の1件から大幅に増加しています。

警察では全国的にベトナム人による空き家を狙った犯行が増加しているとして、注意を呼び掛けています。

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