JR貨物が貨物列車の車輪を組み立てる際のデータを改ざんしていた問題で、国土交通省はさきほど、不正を行っていた車両所に立ち入り検査に入りました。

きょう午後1時ごろ、国土交通省の立ち入り検査が行われたのは、北海道、神奈川、広島の3つの車両所です。

JR貨物によりますと、こちらの車両所では、貨物列車の車輪を組み立てる作業中、基準を超える圧力をかけていたにもかかわらず、基準値に収まるようデータを改ざんしていたということです。

JR新山口駅の構内で今年7月に起きた貨物列車の脱線事故について調査していたところ、社員から申告があり、不正が発覚しました。

国土交通省は「鉄道輸送の安全確保を根底から覆す行為」とし、事実関係や、管理体制の確認を進めます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。