8月の宮城県内の企業倒産件数は、7か月連続で2桁の10件でした。
このうち4件は新型コロナの影響によるものでした。

民間の信用調査会社、帝国データバンク仙台支店のまとめでは、先月の県内の企業倒産は10件で、前の月より1件減りました。
このうち新型コロナが影響したものは4件でした。
倒産件数が2桁となるのは7か月連続です。
また、負債総額は22億9000万円と前の月を7億8900万円上回りました。
資材高騰や人手不足に加え、全国と比べてインバウンド需要が少ない中小企業が多く、物価高に伴う消費低迷が影響するなどして倒産が増えたということです。

帝国データバンク仙台支店は、今後も、最低賃金改定による人件費の増加などにより企業倒産は増えるものと分析しています。

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