自民党総裁選への立候補を表明している小林前経済安保担当大臣は10日、政策発表会見を行い、国が地方へ大胆に投資する「シン・ニッポン創造計画」を推進していくと意気込みを語りました。

自民・小林鷹之前経済安保担当大臣
「私は2050年の日本を見据えた国家ビジョン『国家戦略2050』を策定し、国民の皆様に夢と希望を持っていただけるような、そんな国家像をお示ししてまいります」

小林氏は「党改革」「経済」、「外交・安全保障」の3つの柱を軸とする政策集を発表し、人事や法令遵守など、党の近代化を図るため「近代化実行本部」を立ち上げることや、地方に大胆に投資する戦略を打ち出しました。

経済では、国が地方に大胆な投資を行い、半導体や農業など地域の特徴に合わせた核となる産業を育てることを目指すとしています。

また、会見後には自身を支援する議員たちと会合を開き、「チーム・コバタカ」と名付けた選挙対策チームを発足させました。

チームは▼事務局、▼運動チーム、▼政策PRチームの3部で構成し、全体のとりまとめ役を松本洋平衆院議員が務めます。

選挙対策本部ではなくチームとした理由について松本氏は「ピラミッド型・上意下達で物事を進めていくのではなく、全員野球でやっていく」と他の陣営との違いを強調しました。

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