林官房長官は自民党総裁選で掲げる政策を発表し、子どもを持つことによって社会的に不利な状況に置かれる「チャイルドペナルティ」を解消するなど、雇用や労働環境の改革を進めると強調しました。

林氏は政策の大きな柱として「3つの安心」と銘打ち、▼底上げによる格差是正と少子化対策、▼ハードとソフトのインフラ整備を通じた国土強靱化、▼国民を守るためのしなやかで毅然とした外交・防衛を掲げました。

格差是正と少子化対策では、子どもを持つことにより社会的あるいは賃金面で不利な状況に置かれるチャイルドペナルティの解消などを打ち出しました。

林芳正官房長官
「女性活躍のためには女性の採用、育成登用の強化、男女賃金格差の是正また子育てのために昇進が遅れるチャイルドペナルティという言葉がございます。こうしたものを解消していく」

さらに▼育児休業給付のさらなる拡充や、▼低所得者に対する支援の強化、▼結婚したくてもできない「不本意未婚」の大きな原因の一つ、非正規雇用の正規化などを掲げました。

また、派閥の裏金事件に関係した議員を要職に起用するかについて、「選挙で国民の審判を受けて戻ってきた人は適材適所で登用していく」との考えを示しました。

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