山形県朝日町の中学生が、地元のある果物を収穫しました。
その果物とは?
佐藤真優アナウンサー「見てくださいこちらなんの実、何か分かりますか?アーモンドの実なんです。ふわっとした実の中に、よく見るアーモンドが隠れているんです!」
朝日町で今、新たな特産品として力を入れているのがアーモンド。
町で唯一のアーモンド畑では、年間およそ2tの収穫が見込まれていて、現在10人の農家がアーモンドを育てています。
きょうは朝日中学校の2年生31名が総合学習の一環で、収穫期で忙しい農家のボランティア活動として収穫体験を行いました。
収穫の方法は原始的です。
木を大きくゆすって、実を落として収穫します。
生徒「痛かったけどいい経験になりました。アーモンドってこんな果実になっているのが初めてわかっていい経験になりました」
園地の人によりますとアーモンドは桃の仲間なんだそうです。
実の香りは?
生徒「桃みたいないい匂いがします」
佐藤真優アナウンサー「このように殻に包まれたアーモンド。こちらを生徒の皆さんがトンカチで割っています」
殻を割って出てきたのが、私たちがよく見るアーモンド。
採れたてのアーモンドのお味は…
生徒「風味が広がっておいしいです」
生徒「若干、杏仁豆腐の味がします」
アーモンドの森 代表 菅井誠吾さん「ローストするとみんなが知っている香ばしいアーモンドになる。外国から輸入してきたアーモンドは加工してあるので、(生のアーモンドは)ここでないと、なかなか食べられないと思います」
生徒たちはアーモンドの収穫体験を通して、地域の魅力を学んだようです。
生徒「自分たちの力が町の力になると実感してよかったです」
生徒「これからもうちょっとアーモンドも人気になって、リンゴやワインのようにアーモンドも一緒に(特産品に)なればいいなと思います」
生徒たちは今後、きょう収穫したおよそ200キロのアーモンドを使ってアーモンド商品の開発に挑戦するということです。
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