老朽化で建物の崩壊が進んでいる宮崎市中心部の青空ショッピングセンターについて、市は倒壊の恐れがある建物を所有者に代わって解体する方針を固めました。

宮崎市中心部にある青空ショッピングセンターは、昭和20年代から栄え始めた商店街で、老朽化で崩壊が進んでいます。

宮崎市によりますと、土地と建物関係の権利者はおよそ200人ですが、そのうちおよそ20人と連絡が取れていないため、解体できない問題を抱えています。

このため、市は倒壊の恐れがある建物について、今後、権利者による対応がなされない場合、代執行を行うため、解体費1727万円の補正予算案を現在開会中の9月定例市議会に提案しました。

市は、「年度内に解体を完了させたい」としています。

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