特殊詐欺をめぐり、大阪市中央区の名簿業者代表・宮本克巳容疑者(61)が逮捕されました。

 警察によりますと、宮本容疑者は2021年、盗品であると知りながら高校の同窓会名簿約3万3000人分を買い取った疑いがもたれています。

 宮本容疑者はすでに起訴されている男から名簿を購入していて、男は宮本容疑者の会社が保管していた同じ高校の古い名簿を使って健康保険証を偽造する手口で卒業生になりすましていたということです。

 警察が、宮本容疑者が「65歳以上の高齢者」として販売した名簿を調べたところ、約1200人のうち75人が特殊詐欺の被害にあっていたということです。

 宮本容疑者は調べに対し「不正なものではないと確認していた」と容疑を否認しているということです。

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