青森県南部町の小中学生などが「腹痛」や「下痢」の症状を訴え、原因の可能性がある「学校給食」が停止されている問題で、9日までに症状を訴えている児童・生徒などは70人に増えました。

この問題を巡っては、町が体調不良の原因が「学校給食」の可能性があるとして給食の提供を中止しました。

町が先週6日(金)に公表していた「腹痛」や「下痢」の症状が出た人の数は、町内の5つの小中学校で児童・生徒・教職員合わせて54人でしたが、9日(月)までに新たに16人が症状を訴えていることが分かりました。

このため、体調不良となった人数は70人にまで増えました。

町では先週6日(金)から給食センターを休止して、弁当を持参させる措置をとるように保護者に文書で通知しました。

保護者からは、早期の原因究明と給食の再開を求める声が上がっています。

保護者は
「うちの子は(症状が)なにもなかったので、急に話があってびっくりした」

「高校生が1人いて、もともとお弁当ですけれども、中学生・小学生がいるので小中校と3人分のお弁当を作ることになるので(大変)」

「お弁当作りも大変なので、早く原因が分かって給食が再開してくれるといい」

町は、保健所とともに体調不良の原因を調べています。

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