2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)が実施見送りで調整するペット同伴入場を巡り、参加国から同伴に肯定的な意見が複数寄せられていたことが分かった。博覧会国際事務局幹部も容認していた。万博協会は理事会内部の賛否が分かれ、経費も高額になる点を理由に、13日の理事会で見送りを提案する。関係者が9日、明らかにした。  万博協会は6月の前回理事会で、小型犬1匹のみ5月の平日10日間限定、1日上限100匹などの案を提示。経費約8300万円が「高コスト」との意見や、受け入れ規模が小さく「ペットとの共生」の意義を達成できないとする声があったとして、結論を持ち越した。


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