海外に逃亡しているとみられる資金洗浄グループ主要メンバーの男に、旅券返納命令が出されました。

 外務省が旅券返納命令を出したのは、資金洗浄グループ「リバトン」の主要メンバー・伊藤真也容疑者(37)です。警察によりますと、伊藤容疑者は、詐欺で不正に入手した約200万円を経営実態のない会社の口座に移し替え、資金洗浄をした疑いなどが持たれています。

 「リバトン」をめぐっては、これまでにメンバー17人が逮捕されていますが、伊藤容疑者は今年4月上旬までに海外に出国したとみられていて、大阪府警に公開手配されています。

 旅券返納命令の期限は10月15日です。

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