大分県内ではO157(おーいちごーなな)などの腸管出血性大腸菌の感染が高い水準で推移しています。残暑が続く中、食品の管理や十分な加熱に注意が必要です。

O157などの病原性大腸菌は腸管内にベロ毒素と呼ばれる猛毒を作り出し、腹痛や下痢などの症状が出ます。

大分市保健所は9日、市内在住の80代と50代の女性がO157に感染したと発表しました。2人は現在病院で治療を受けています。感染の原因は調査中ということです。

県のまとめによりますと、今年に入って9月9日までに県内で発生したO157などの患者数は24人となっています。

去年、おととしと1年間の感染者数が30人を超えていることから、県は食肉などの十分な加熱のほか、気温が高い状態が続いているため、食品の衛生管理に注意するよう呼び掛けています。

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