三菱重工は、H2Aロケット49号機をあさって11日に種子島宇宙センターから打ち上げる予定でしたが、天候不良のため、打ち上げを延期しました。新しい打ち上げ日時は未定としています。

49号機には、他国の軍事施設の動向などを監視する政府の情報収集衛星「レーダ8号機」が搭載され、大規模災害時には被災地の状況把握などにも役立てられます。

H2Aロケットはこれまで42機連続で打ち上げに成功していますが、打ち上げ費用が世界水準より3割ほど高いことから、50号機の打ち上げを最後に新型のH3ロケットに移行する予定です。

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