岐阜県下呂市の馬瀬川で、かがり火で鮎を驚かせて網に追い込む「火ぶり漁」が行われました。
「火ぶり漁」はこの時期に産卵のため川を下る「落ちアユ」を狙う伝統的な漁法で、地域おこしと伝統の継承を目的に2012年から実演が行われています。
8日は10人の漁師が川に入り松明を付けた竹竿を振り回して、仕掛けた網にアユを追い込んでいきました。川面に揺らめく光が幻想的な光景を作りだし、30分の実演で例年よりも多い50匹ほどのアユがとれたということです。
(見学した子どもたち)
「花火みたいで炎の玉みたいだった」
「色んな動き方をしていてきれいでした」
火ぶり漁の実演は、9月29日までの毎週日曜に行われます。
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