石川県七尾市に開設されていた能登半島地震に伴う最後の指定避難所が、8日閉鎖され、ボランティアなどによる撤収作業が行われました。
七尾市本府中町の矢田郷地区コミュニティセンターには、元日の発災当日から避難所が設置され、多い時で1000人以上の被災者が利用してきました。七尾市内ではこのコミュニティセンターが最後の避難所となり、6日現在で37人が避難生活を送っていました。
七尾市によりますと、すべての避難者が仮設住宅に入居できることになったことから、8日いっぱいでの閉鎖が決まり、ボランティアなどが後片付けを行いました。矢田郷地区まちづくり協議会の飯田伸一・会長は「長かったようであっという間でした。(今後は)元気な姿をどこかで返していかなければならない。我々のなかで本当に感謝しかないのかなと」と話していました。
矢田郷地区まちづくり協議会では今後も行事を開くなどして、地域の住民同士の絆を深めていきたいとしています。
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