前線が9日にかけて東北地方から関東甲信や北陸、東海へと南下する見込みで、大気の状態が不安定となり、大雨となるところがありそうです。土砂災害や低地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。

気象庁によりますと、前線が東北から関東甲信、北陸、東海にゆっくりと南下していて、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むほか、上空の寒気や日中の気温上昇の影響で大気の状態が不安定となる見込みで、雷を伴い激しい雨が降って大雨となる所がありそうです。9日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。

また西日本でも太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、日中の気温上昇も加わって大気の状態が不安定となる所がある見込みです。西日本では、8日は落雷や突風、急な強い雨に注意してください。

北海道地方には8日夜から9日の朝にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みで、9日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨や表に注意が必要です。

沖縄など南西諸島でも暖かく湿った空気や寒気などの影響が重なり、雷を伴った非常に激しい雨の降る所がある見込みです。10日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風にも注意してください。

今週も気温は平年よりもかなり高くなる所があり、猛暑日となる所もある見込みです。引き続き、熱中症対策など健康管理や農作物・家畜の管理にも注意してください。

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