「引き続き注意を続け適切な地震対策を」 評価検討会・平田会長　南海トラフ巨大地震発生の可能性は低下　日頃の備えは継続を　臨時情報発表からまもなく1か月

先月8日、初めて南海トラフ地震臨時情報が発表されてから、まもなく1か月。気象庁によりますと、巨大地震が発生する可能性は時間が経つにつれて低下してきたということです。

気象庁は、きのう、南海トラフ周辺の地殻変動について「プレートの状態の変化を示すような通常とは異なる地殻変動は観測されていない」としたうえで、「巨大地震が発生する可能性は時間が経つにつれて低下してきたと考えられる」と発表しました。

評価検討会の平田直会長は「南海トラフでは何の前触れもなく巨大地震が起きる可能性はあると思っている。引き続き注意を続け、適切な地震対策を進めていただきたい」と話しました。

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