関東地方は6日、真夏に戻ったような日差しとともに厳しい残暑となった。群馬県桐生市では気温が平年を6度余り上回る35.4度に達し、今年43回目の猛暑日(最高気温35度以上)を記録した。

高温時に発生しやすい積乱雲(資料写真)

 各地の最高気温は茨城県大子(だいご)町で35.3度、埼玉県鳩山町で35.2度、さいたま市で35.1度、熊谷市で35度など。さいたま市と大子町では8月24日以来、13日ぶりの猛暑日となった。  このほか、栃木県佐野市で34.9度、千葉県市原市で34.8度、東京都八王子市と府中市で34.7度など、各地で猛暑日手前の厳しい暑さとなった。  気象庁は7月からの気温の高い状態がさらに1カ月続くとみて、関東に「長期間の高温に関する情報」を6日発表。熱中症や農作物の管理などへの注意を呼びかけた。(宇佐見昭彦)


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