奈良県上牧町で消防団員の男が飲酒運転した疑いで逮捕されました。男はその後、壁にぶつかる事故を起こしていました。また、事故の前に飲み会に参加していましたが、同席していた複数の消防団員らも逮捕されています。

 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、奈良県上牧町の土地家屋調査士で消防団員の森本英利容疑者(53)です。

 警察によりますと、森本容疑者は4月21日午後8時15分ごろ、奈良県上牧町内で酒気帯び状態で車を運転した疑いがもたれています。

 森本容疑者は上牧町の路上で運転していた車を壁にぶつける事故を起こしていたということです。

 また、この事故の前、複数の消防団員が集まって、21日午後1時ごろから約5時間にわたり飲酒を伴う会食が開かれていて、森本容疑者も飲み会に出席していました。

 警察は、酒を飲んだうえで車を運転して帰宅することを、ほかの団員らも認識していた可能性があることから、酒気帯び運転ほう助の疑いで、飲み会に同席していた、消防団員で介護士の南浦正明容疑者(65)とアルバイト従業員の南浦伸二容疑者(60)を逮捕しました。

 消防団を管轄する上牧町は「警察の捜査を受けて厳正に処分する」としています。

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