米海兵隊員の男が不同意性交等傷害の疑いで6日に書類送検されたことを受け、玉城知事は「断じて許すことができない」と強い憤りをあらわにしました。

▽玉城知事(定例会見・6日)
「米兵による非情・非人間的で卑劣な犯罪は女性の人権や尊厳をないがしろにする重大かつ悪質なものであり、断じて許すことができず、強い憤りを禁じ得ません」

玉城知事



事件は今年6月、沖縄本島内で知人の成人女性に性的暴行を加えけがをさせたとして不同意性交等傷害の疑いでアメリカ海兵隊員の20代の男が書類送検されたものです。

事件の情報は5日に県警から県に報告されていて、今年7月に県への情報共有の体制が見直されて以降、情報が提供された初めてのケースとなります。

▽玉城知事(定例会見・6日)
「事件発生後適切な時期に米軍及び日米両政府に対しては、事件の再発防止を求めることが重要であるということから、引き続き、事件の発生後は速やかに情報提供していただくよう、県警に対して求めてまいりたいと思います」

玉城知事は8日からの訪米で今回の事件について「国務省などに強く抗議したい」としています。

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