9月6日、大阪・梅田に誕生したうめきた2期開発事業「グラングリーン大阪」。実に20年以上をかけたビックプロジェクトで、コンセプトは“みどりとイノベーション(技術革新)の融合拠点”です。
6日午前には、地元の子どもたちも駆けつけ、にぎやかに記念セレモニーが行われました。
そのセレモニーの約1時間前、広場に入るゲートの前には、待ちきれずにオープン前にやってきた約600人の行列ができました。
(1番に並んだ人)「100%楽しみ。どんなんかなーってドキドキワクワク?!」
(列に並ぶ人)「(Q何が楽しみ?)一番は芝生広場。都会の梅田のど真ん中に芝生ってすごくぜいたくで」
そしていよいよオープンの午前10時半を迎え、訪れた人たちは芝生を踏みしめ、次々と公園へ。それぞれ初めての空間を、堪能します。
「緑がたくさんあって気持ちいいです」
「これをつくった大阪の心意気はよっしゃ!」
先行まちびらきを迎えた「グラングリーン大阪」。“関西最後の一等地”と呼ばれた旧梅田貨物駅の跡地にあり、広さは約9万平方メートル、甲子園球場2.5個分にあたります。その約半分を占めるのが、シンボルとなる「うめきた公園」。噴水のある水盤もあり、親子連れたちにも大人気です。
「めっちゃきれいだし、子どもが遊べそうなお水もあるし。買い物ついでに、いままで大阪で子どもをどうやって遊ばせたらいいか悩んでたけど、遊べるところが増えてよかったね」
「これからいっぱい楽しめそうで、いいなと思いました。ピックニックとか」
青空のもと、ビジネスマンの姿も見られました。
「仕事の合間で、さぼっているわけじゃなくて、パソコンも持っています。緑が広がっていて、子どもたちが噴水で遊んでいたりすると、ほっとしますよね」
うめきた公園は、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模で、1日73万人が利用するJR大阪駅とは正午に陸橋でつながりました。
「これ(陸橋が)通ってくれていたらかなり楽かなと思います」
うめきた公園のほか、日本初進出のホテルやホームセンターの都市型新コンセプト店なども開店直後から大賑わい。おしゃれなカフェやレストランなどで一息ついたり、ウィンドーショッピングをしたり、話題の施設を一目見ようと新しもん好きの関西人が多く詰めかけました。
「テレビで見てちょっと来てみよって感じで」
「ふらっと寄ってみました」
「すごく広いなーって。どこまで開発されるんやろーって思って見てました」
先行まちびらきした「グラングリーン大阪」。すでに新たなランドマークとして存在感を発揮しています。
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