2009年10月、静岡県長泉町内のドラッグストアで起きた強盗傷害事件で、警察は容疑者2人を逮捕したと発表しました。時効まで残り1か月あまりでの逮捕劇でした。

強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、長泉町上土狩に住む無職の男(39)と長泉町下長窪に住む会社員の男(38)です。

警察によりますと2人は2009年10月22日午後11時頃、長泉町下土狩のドラッグストアで、男性店長に刃物を突き付け脅迫し、手を切りつけてけがをさせ、金品を奪おうとしたものの、男性店長に抵抗され、何も取らずに逃げた疑いが持たれています。

この事件では、男性店長が店を閉めて、裏口から出ようとしたところ、いきなり後ろから羽交い絞めにされ、包丁を突き付られ、「静かにしろ」と脅されましたが、男性店長は包丁を握って抵抗し、左手の指を切るけがをしました。

警察は現場検証や防犯カメラの映像の分析や聞き込みを進め、強盗傷害罪の時効15年まで残り1か月あまりで逮捕に至りました。

警察は2人の認否を明らかにしていませんが、2人について面識があったとみていて、ほかに事件に関与した人がいるかなど、詳しく捜査を進めています。

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