台風19号災害から5年となるのを前に、浸水被害を受けた長野市豊野地区の住民が6日、市に対して、水害対策や移住の補助金の継続などを要望しました。

豊野地区の代表者が長野市役所を訪れ、荻原市長に地区の復興に向けた支援を求める要望書を手渡しました。


要望では、今後の復興計画の見通しを示すことや、豪雨で急激に増水する地区の川への対策など8つの項目を求めています。


また、今年度末で終わる地区に移住する人への補助金について、地区では、効果が現れ始めたばかりで、住宅の建設には時間もかかることから2025年度以降も継続するよう要望しました。

これに対し荻原市長は、「5年だから、10年だからと節目を決めるつもりはない」と述べ、支援の継続に前向きな姿勢を示しました。

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