気象庁によりますと、猛烈な台風11号は、6日6時、1時間に15キロメートルの速さで南シナ海を西へ進んでいます。中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで猛烈な風が吹いています。
今後、さらに勢力を強め、中心の気圧は905ヘクトパスカルとなり大陸に向かって進む見込みですが、日本列島への影響はない見込みです。
◆◆台風12号は…
日本の東の海上には台風12号があります。
台風12号は、6日6時、1時間に20キロメートルの速さで日本の東の海上を北北東へ進んでいます。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルの風が吹いています。
台風12号は7日6時までには勢力を落とし、中心の気圧は1006ヘクトパスカルの熱帯低気圧になる見込みです。この台風についても、日本列島への直接的な影響はない見込みです。
◆◆南の海上には熱帯低気圧が…
一方、6日6時、フィリピンの東の海上に熱帯低気圧があり、ゆっくりとした速さで北西に進んでいます。6日21時には勢力を落とし、中心の気圧は1008ヘクトパスカルになる見込みですが、今後の進路に注意してください。
なお、9月6日~9月12日までの期間について、熱帯じょう乱(熱帯・亜熱帯地方に生じる大気の乱れ)が沖縄・奄美に影響する可能性がありましたが、現時点では、10⽇から11⽇にかけて、⽇本付近で⾼気圧が強まる予想となり、沖縄付近に発達した熱帯じょう乱が近づく予想はなくなったとのことです。
引き続き、最新の情報を確認してください。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。