青森県むつ市は、市内に住むごみ出しが困難な「障がい者世帯」や「介護者世帯」を対象にした、ごみの戸別回収を行う支援事業を5日から始めました。

事業初日となった5日、利用を申し込んだ世帯の玄関先に置かれたごみを市が委託している収集業者が回収していきました。

戸別回収の対象となるのは、むつ市在住で親族などの協力者がおらず、ごみ出しが困難な「介護者世帯」や「障がい支援の認定を受けている世帯」です。

ごみの回収は「燃えるごみ」が週1回、「燃えないごみ」は月1回行われ、燃えるごみが出ていない場合は、収集作業員が利用者に声をかける見守り支援も併せて行われます。

むつ市環境政策課 福田伸之課長
「ごみ出しに課題を抱える方々が安心して生活できるように、環境衛生も保持していけるような事業になればいいなと思います」

むつ市によりますと、民間の収集業者が、ごみの戸別回収を行うのは県内で初めてです。

これまでに10世帯からの申し込みがあり、市は100世帯程度の利用を想定しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。