藤井聡太八冠(21)と豊島将之九段(33)の「愛知対決」となった名人戦は、4月24日、千葉県で第2局の熱戦が続いています。

一方、名古屋では来週に行われる叡王戦の「勝負めし」候補が公開です。

将棋の八大タイトルで最も歴史の長い名人戦七番勝負。

初防衛を目指す愛知県瀬戸市出身の藤井聡太八冠に挑むのは・・・

5年ぶりの名人奪還を狙う愛知県一宮市出身の豊島将之九段です。

第2局は23日から千葉県の成田山新勝寺で行われ、2日目の24日は豊島九段が封じた39手目が開けられ、対局が始まりました。

名人戦は先に4勝した方がタイトルを獲得。

第1局は、藤井八冠が終盤で逆転勝利しました。

今回は、後手の藤井八冠が連勝しリードを広げるか、豊島九段がタイに戻すか。

シリーズの行方を占う第2局は、24日夜に決着する見込みです。

和食か洋食か中華か…叡王戦第3局の舞台・名古屋で“勝負めし”候補が!

提供:日本将棋連盟

対局とともに注目される藤井八冠の勝負めしは「成田産さつまいもを使った上天重」でした。

一方、5月2日の木曜日に叡王戦第3局が行われる名古屋では、会場となる名古屋東急ホテルが藤井八冠に提供する勝負めし候補を公開しました。

メニューは和・洋・中の全8品。

日本料理「なだ万」は「天むすと稲庭うどんセット」や「名古屋コーチンの親子丼」など、名古屋ならではの品。

中国料理「南国酒家」は「具だくさん海鮮あんかけ焼きそばセット」や「国産ハーブ豚のパイナップル入り黒酢酢豚セット」。

中でも注目なのは「名古屋コーチン入りスパイシー焼きカレー」。

(名古屋東急ホテル 前島浩行総料理長)
「(藤井八冠が)カレーが好きということで、今まで出していたカレーとイメージの違った“焼きカレー”スタイル。チーズが入っていて、焼き上げて香ばしく仕上げている」

藤井八冠は、これまでに3回、名古屋東急ホテルで対局していますが、初回に注文したのは「名古屋コーチンスパイスカレー」。

その後も「名古屋コーチン親子オムライス」、「あんかけハンバーグステーキ」と選んだメニューは全て洋食です。

(名古屋東急ホテル 前島浩行総料理長)
「こればかりは、どれが選ばれるかわからないですが、ぜひ洋食を選んでもらえるといいなと思います」

叡王戦第3局は、挑戦者の伊藤匠七段と1勝1敗のタイで迎える正念場。

対局が続く藤井八冠が地元の勝負めしをパワーに「叡王」防衛に王手をかけるか、名人戦とともに注目です。

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