信州のものづくりの技術と伝統工芸が融合して、新しい製品が誕生しました。

木曽の伝統工芸、奈良井の「曲物(まげもの)」。

こちらの曲物の上部を見てみると、穴の開いた金属製の部品が付いています。

実はこれ「電動毛玉取り器」なのです。

松本市で家電などを製造するマクセルイズミが開発しました。

「曲物」は木曽ヒノキの薄い板を曲げて、弁当箱などに加工する塩尻市奈良井地区の伝統工芸で、サステナブルな製品の開発を進めていたマクセルイズミが、主力製品のひとつ「電動毛玉取り器」とのコラボを実現させました。

マクセルイズミ 椙棟(すぎむね)直人社長:
「家電製品というのはすごく無機質なものっていうこともありまして」
「木の温もりを皆さんにご体感いただければ」

使い心地は軽く、インテリアとしても絵になるという「イズミリントリムーバーまげわっぱ」。

1つ4万4000円で、ふるさと納税の返礼品としても準備を進めているということです。

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