全国的にコメの品薄状態が続くなか富山県魚津市では待望の新米「てんたかく」の初検査が行われ、検査の結果、すべて1等に格付けされました。

5日、初検査が行われたのは8月14日から魚津市で収穫された早生品種の「てんたかく」およそ10トンで、JAうおづの検査員が粒の大きさや形、水分量などを調べました。

ことしは連日の猛暑に加えてカメムシが大量発生し、品質の低下が懸念されましたが水の管理や草刈り、害虫の駆除を徹底した結果、検査対象となったすべてが1等に格付けされました。

JAうおづ営農経済部営農企画課 稲葉唯課長:「天候に恵まれて非常に良い仕上がりになっていると思っています」「昨年よりも粒の充実なり粒張りは、昨年に比べてやや良いかなと思ってますんで、収量・品質ともに期待できる一年にならないかなと思っています」

検査を終えた「てんたかく」は、5日から市内の直売所で販売され順次、スーパーにも並びます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。