地元で収穫した米の消費拡大につなげようと、地元の生協などに新米を出荷する式典が愛知県豊田市で行われました。

5日の出荷式では新米を試食し、ことしの出来映えを確認しました。

JAあいち豊田では、市やトヨタ生協と連携し、地元産の米を生協で販売するほか、トヨタ自動車の社員食堂での使用などを通して、消費拡大につなげたいとしています。

JAあいち豊田によりますと、ことし愛知県内で生産するコシヒカリに対し、JAから生産者に支払われる、60キログラムあたりの「仮渡し金」は、生産コストの上昇などを踏まえて去年の約1.5倍の1万8000円になったということです。

(JAあいち豊田 石川尚人 代表理事組合長)
「新米が次々これから出てくるので、『米はある』ということを実感してほしい」

5日は17トンあまりの新米が出荷されました。

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