香川県が解体の方針を示している旧香川県立体育館、通称「船の体育館」の図面などを集めた展覧会が高松市で開かれています。

会場には、複製された手描きの設計図や写真などの資料が約30点展示されています。建物の価値を再確認して欲しいと開かれました。

船の体育館は建築家・丹下健三が設計し、1964年に建てられたもので、ケーブルで屋根をつるしたつり屋根構造が特徴です。展示の中には、昨年、新たに見つかった構造設計図も並んでいます。

(船の体育館再生の会 河西範幸代表)
「いまは設計をするのにパソコンを使っていますが、建築に苦労したという片鱗を見てほしい」

展覧会「沈みゆく船からの手紙」は今月(9月)17日まで高松オルネで開かれています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。