札幌のススキノにあった娯楽施設「スガイディノス」の跡地に、新たなビルが完成。今度は「オフィス」に生まれ変わります。
東急不動産(再開発プランナー)小野公嗣さん
「札幌で新たな働き方を提案するオフィスのシンボルになることを願っています」
4日に内覧会が開かれたのは、地下鉄・豊水すすきの駅から徒歩1分の好立地にできたオフィスビル『CONNECT SAPPORO(コネクト サッポロ)』です。
ここには、5年前まで映画館やボーリング場、アーケードゲームなどが楽しめるススキノの「遊び場」、スガイディノスがありました。
その場所に新たな「価値観」を吹き込もうと、再開発を手掛けたのは、2023年『COCONO SUSUKINO(ココノ ススキノ)』を開業した東急不動産。
北海道内でのオフィスビル再開発は、初めてです。
三國谷浩司記者
「こちらは最上階の13階。230坪あるフロアーは、最大で5つのテナントに分割した利用も提案するということです」
賃料は月額、約1坪2万円から。すでに本州のIT企業や、コールセンターなどから引き合いがあるということです。
東急不動産(再開発プランナー)小野公嗣さん
「多様化したニーズになっていて、『働く』と『遊ぶ』の境界線が、曖昧になってきた時代だと思う。新しいことにチャレンジするような企業に入っていただけるとおもしろい」
働く場所と、遊ぶ場所が隣接するという新たな価値を打ち出したオフィスビルは11月1日に開業します。
ススキノがビジネスエリアとしても注目されていくのでしょうか?
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