「保険料の過払いがあり、返金する」などと市役所職員をかたる電話をきっかけに60代の男性が約100万円をだまし取られました。

警察によりますと8月28日午後0時30分ごろ、甲府市に住む60代男性の家に市役所職員を名乗る男から電話がありました。



市役所職員を名乗る男:
「保険料の過払いがある。3万5600円返金する」

更に男は…

市役所職員を名乗る男:
「通知を5月に郵送しましたが届いていないか。これからでも手続きできるので、口座情報を教えて欲しい」

このため、男性は金融機関の口座を伝えると、しばらくして、その金融機関の職員を名乗る別の男から電話がありました。

金融機関の職員を名乗る別の男:
「還付金の手続きをする。これからATMに行ってもらう」

男性は男に携帯電話番号を伝え、指定された甲府市内のATMに向かいました。

そして、午後2時30分ごろ、ATMについたところ、携帯電話に電話があり、男の指示を受けながらATMを操作しました。

男性は手続き終了後、利用明細を確認したところ、他人名義の口座に現金99万8828円を振り込んでいたことに気が付き、警察に被害届を出しました。

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