暑くなりそうなゴールデンウィーク、エアコンの本格始動を前に『エアコン清掃』を考えている人も多いのではないでしょうか。いつやるべきなのか、どこまでなら自分でできるのか、大吉洋平アナウンサーがプロに詳しく聞きました。

 訪れたのはハウスクリーニングを専門に行う「おそうじ本舗」の研修センター。まずはエアコン掃除が必要かどうか見極めるポイントを、スーパーバイザーの窪田英輝さんに教えてもらいます。

 (窪田さん)「2点ございまして、1点がエアコンを初めてつけられたときにカビ臭いにおいを感じたらサインかなと。ちょうど汚れがついていますけども、こちら。これがもうカビなんですね。(吹き出し口に)黒い点々とか汚れがついていたら、それもお掃除のサインということになります」

 掃除のタイミングがわかったところで、業者にクリーニングを依頼しようと考えている方!実は時期に注意が必要なんです。ゴールデンウィークに入るとクリーニングの依頼が急増するため、まさに今がオススメだといいます。

 (窪田さん)「今から注文いただかないと、ゴールデンウィーク明けでは、お時間をいただいて予約が1か月後になる可能性もございます」

 さらにプロの清掃を待たずとも家庭で簡単にできる応急処置法も教えてもらいました。

 (大吉アナ)「フィルターに関しては、プロに頼まなくても、我々でも簡単に掃除できる部分ということですね?」
 (窪田さん)「そうですね」

 はじめに、掃除機で大まかなほこりを吸い取り、そしてお風呂場へ。ここで用意するのは家庭にある台所用の中性洗剤です。

 (窪田さん)「適量の水で軽く混ぜていただいたら少し泡になりますので、そのままフィルター全体にかけていただきます」

 中性洗剤を使うことで、キッチンから出た油を含んだ空気による汚れもよく落ちるそうです。最後に水で流すと、簡単にきれいになりました。

 (大吉アナ)「フィルターがきれいになると気分もいいんですけれども、エアコンの機能にも関わってくるんですか?」
 (窪田さん)「中の機械の熱交換がしやすくなるので、電気代の節約にも影響してくることになります」
 (大吉アナ)「地道な作業を繰り返しながら、見えている範囲内の応急処置はできるということですね」
 (窪田さん)「そうですね。やはり手が届きにくいところは、どうしてもプロ専用の機械や器具を使ってお掃除しないと、やっぱとれない汚れは多いです」

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