自民党総裁選への出馬を表明している河野デジタル大臣は、長時間勤務を防ぐための勤務時間の上限について、希望者に限り緩和する考えを示しました。

河野デジタル大臣
「もっとスタートアップで働きたいという方、あるいはプロフェッショナルで、もっと成果を出したいという方がもう少し自由に働き方を自分で決められるような制度というのが大事ではないかなと思います」

河野大臣は、視察先の千葉県睦沢町で記者団に対し「働き方改革による長時間勤務を防ぐ制度が進んできた」と述べました。

そのうえで、スタートアップ企業や裁量労働が可能な働き手については、命や健康に害をもたらさないよう健康管理などを徹底したうえで、希望者に限り勤務時間の制限を緩和する考えを示しました。

具体的な制度設計や健康管理のあり方については産業医の意見を聞くなど、今後、検討を進めるとしています。

河野氏は、あす午後に予定される総裁選の政策発表の中で具体的な説明を行う見通しです。

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