福島県いわき市の郊外にあるワイン用のブドウ畑では、今年も秋の味覚ブドウがたわわに実り、収穫のシーズンを迎えました。
水津邦治アナウンサー「ワイン用のブドウいただきます…あっ甘い!種と皮をよくかんでいると渋みもあって、ワインという感じがします」
このブドウは障害がある人の就労を支援する「いわきワイナリー」が16年前から栽培しています。
地元のボランティアの人「(ブドウの)成長を見るのが楽しいなと思って、涼しくなってきたし」
今年は暑い日が続いたため、例年より1週間早い8月下旬から収穫が始まりました。台風などの気象条件で収穫時期には神経を使ったということですが、出来は良いということです。
いわきワイナリー マネージャー・四家麻未さん「1年間毎年夏が暑くなっていて、みんな大変な思いをしながら栽培をしているが、いい収穫を迎えられてすごくうれしい気持ちでいっぱい」
「いわきワイナリー」で醸造されたワインは「いわき夢ワイン」と名付けられ、そのうち一つの銘柄は、今年フランスで行われた世界的なワインコンクールで金賞を受賞しました。
収穫されたブドウはこのあとワイナリーでワインに加工され、秋の収穫祭で新酒が披露されます。
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