高齢化社会、医師の高齢化も進む中、若手医師を育てます。

山口県の修学資金制度を利用する医学部の学生が、「県の医療を支える人材になる」と知事に決意表明しました。

「山口県医師修学資金」の支援を受けている、山口大学医学部医学科の学生17人が知事を訪問しました。

学生は将来、地域医療に従事する決意を知事に伝えました。

山口大学医学部医学科1年 藤村圭佑さん
「各々が将来、山口県の医療を支える人材になる決意を固めてまいりました」

山口大学医学部医学科1年 高木鈴世さん
「山口県の魅力を受け継ぎ、そしてさらに発展させるためにも生涯にわたり尽力してまいります」

村岡知事は、「志を持って地域医療を支えようとするみなさんを頼もしく思う」と激励しました。

山口県内の医師の平均年齢は、2022年10月時点で53.3歳と全国で2番目に高い状況です。過疎地域の医師不足も課題となっている中、この修学資金制度は若手医師の確保を目指して2006年度に設けられました。

学生には6年間・最大月額20万円の奨学金が貸し付けられ、9年間、指定する医療機関に医師として勤務などすると返還を免除されます。

山口大学医学部医学科1年 梶川拓海さん
「将来は小児科として地域医療に貢献したいと考えております。誰にでも相談されるような地域の人から愛される小児科医になるのが私の夢です」

山口県内ではこれまでにおよそ300人の学生が修学資金の支援を受けています。

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