札幌市が見直しを検討している「敬老パス」について、ポイント制の対象を65歳からとする方針を固めました。

敬老パスをめぐっては、札幌市は公費負担が増えることなどを理由に上限額の引き下げや、健康増進の活動の参加で利用額を得られる、「ポイント制」の導入を検討。

しかし、高齢者を中心に反対の声があがっていました。

新たな案では、敬老パスの利用対象を現行の70歳以上から75歳以上に引き上げる一方、「ポイント制」の対象は65歳以上に引き下げ、いずれかを選べるようにします。

2026度から5年間実施し、将来的にポイント制への一本化も検討されています。

札幌市は12日の市議会で、この案を提示する予定です。

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