「携帯電話から拡散されたウイルスで被害を受けた」などとして、何者かと共謀し、新潟県長岡市の60代男性から損害保険金名目で現金300万円をだまし取ったとして、三重県に住む26歳の男が逮捕されました。

詐欺(架空料金請求詐欺)の疑いで逮捕されたのは、三重県津市に住む運送業の男(26)です。
警察によりますと、男は何者かと共謀し、今年3月上旬ごろに長岡市に住む60代男性から損害賠償するための保険金名目として現金300万円をだまし取った疑いがもたれています。
男が関与する犯罪グループは、この男性から「携帯電話から拡散されたウイルスで被害が出た」などとして、示談金名目で現金や電子マネー合わせて2400万円余りをだまし取ったとみられていて、“受け子”とみられる32歳の男が今年4月に逮捕されています。
警察によりますと、逮捕された男は“受け子”の男を犯罪グループに勧誘した“リクルーター”とみられ、知人同士だったということです。
警察は捜査に支障があるとして、男の認否について明らかにしておらず、犯罪グループの実態解明にむけて捜査を進めるとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。