岩手県内の世界遺産の価値や魅力を子どもたちに伝えようと企画された出前授業が、3日岩手県一関市の学校で行われました。

講師を務めたのは、達増拓也岩手県知事です。
達増知事による出前授業は、「平泉」「御所野遺跡」「橋野鉄鉱山」の岩手県内3つの世界遺産の価値や魅力を子どもたちに知ってもらおうと行われているものです。
2024年度2回目となる出前授業は、一関一高の1年生とその附属中学校の3年生の生徒を対象に行われました。


授業で達増知事は、県内の世界遺産にまつわるクイズを出題しながら生徒と交流し、世界遺産の価値や魅力を伝えていくことが重要と訴えました。

(達増拓也岩手県知事)
「世界文化遺産として存在していても、それを顧みなくなり、誰もその良さを伝えないと廃れてしまいますので伝えていくという事が大事です」
(授業を受けた生徒は)
「身近にこのような素晴らしい世界遺産があるので、知識として覚えてテストで良い点を取るだけではなくて、県外の人に伝えていくっていうのが大事なことだと思います」

この出前授業は2024年度あと2回、宮古市と遠野市の小学校で行われる予定です。

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