現金1182万円の不記載問題で山梨県の長崎幸太郎知事は不起訴となりました。

これまでの説明に県民は納得したのでしょうか?県民の声を聞きました。

長崎幸太郎知事の会見 29日夜

長崎知事が代表を務める資金管理団体は自民党・二階派から紙袋で受け取った現金1182万円を政治資金収支報告書に記載せず、およそ5年間、失念=つまり、うっかり忘れたまま事務所の金庫に保管していました。

山梨県 長崎幸太郎知事(8月29日夜 不起訴を受けた会見):
「検察官からの様々な質問、問題意識にしっかり答えることで、その先の有権者の皆様、世間の皆様に説明したと このように理解をしている」
「私は事務手続きの問題だと割り切れる問題だと考えています」




知事は東京地検が不起訴処分としたことを受けた会見で、検察官に説明したことで有権者への説明責任を果たしたという考えを示し、事務手続きの問題と強調しました。

県民からは…。

県民(女性):
「がっかり」
記者:
「期待していた?」
県民(女性):
「うん、期待していた」
記者:
「説明納得しましたか?」
県民(女性):
「しない。みんなそうでしょ。自分の都合の良いように言うから。辞めれば良いというものでもないからお金返して再出発すれば」

県民(男性):
「納得しないね」
記者:
「ミスだと知事は言っているんですが、どう責任を取れば?」
県民(男性):
「議員さんはみんなそういうことを言う。そうすればそれで済むと思っている。そうはいかない」

県民(男性):
「1000万円をそのまま放置はそんなに軽いお金じゃないので信憑性はないです。1回降りた(辞めた)ほうがいいんじゃないですか。反省のためにも時間が必要」

県民(男性):
「まずはお金を返すということは必要じゃないかと思います。首のすげ替えをやってもあまり意味はないかなと思います」
「そもそも政治の体質が変わらなきゃいけないと思います。自民党が言っている自浄作用が効いてないので、1人1人が実践していくということで示さなきゃいけないと思います」

知事のホームページのトップ画面に書かれているのは”県民派”。

その県民が納得する説明責任と政治家としての責任はどこにあるのでしょうか?

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