年金の還付金名目で、60代の女性が現金約49万円をだまし取られる詐欺被害にあったことがわかりました。
警察によりますと2日、大分県津久見市に住む60代女性の固定電話に、年金機構の職員を名乗る男から電話があり、「国民年金の基礎年金が2回分多く支払われている。申請をすればお金が戻ってくる」などと言われました。
その後、金融機関の担当者を名乗る男から連絡があり、女性は携帯電話で指示を受けながらATMを操作しました。
操作を終えたあと、女性がATMの利用明細に見知らぬ名前が記載されていることに違和感を覚え、通帳を確認すると約49万円が送金されていることがわかりました。
「お金の払い戻しの手続きをするのでATMに行ってください」と言われたら、それは詐欺です。警察は、すぐに連絡してほしいと注意を呼びかけています。
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