2022年、仙台市内の飲食店が不衛生であるかのようなSNS投稿をして、業務を妨害した罪などに問われている男の被告人質問が3日、仙台地方裁判所で行われ、男は「目撃したナメクジ6匹に店長が対応するか不安だった」などと述べました。

偽計業務妨害と侮辱、名誉毀損の罪に問われているのは住所不定・無職の圓谷晴臣被告(25)です。

起訴状などによりますと、圓谷被告は2022年7月、従業員として働いていた仙台市内の飲食店に「ナメクジが大量にいる」などとSNSに投稿しこの店を衛生管理のため休業させ業務を妨害したとされています。また、この店の店長に対しSNSで「クソゴミ」などと投稿して侮辱し、さらにYouTubeで「店長は料理が下手」などと発言して店長の名誉を傷つけたとされています。

仙台地裁

3日、仙台地裁で開かれた被告人質問で圓谷被告は「おととしの7月12日に店舗の冷蔵庫の下でナメクジ6匹を目撃した。店長に写真を送ったが対応してくれるか不安だった」などと述べ、これまでの公判と同様にナメクジを目撃したことは事実だと主張しました。次回の裁判は9月27日に開かれ、論告求刑が行われます。

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