JR北海道が来年4月の運賃値上げを国に申請したことを受け、国の運輸審議会は3日、住民などから意見を聴く公聴会を開きました。
JR北海道は、来年4月に運賃を平均で7.6%値上げすることを国に申請しています。
これを受けて国の運輸審議会は3日、札幌市で公聴会を開き、一般の公述人4人が意見を述べました。
まずJR北海道の綿貫社長が「物価高騰の中で輸送サービスを維持するために必要」として値上げの理由を説明しました。
一方、公述人の1人は「通学定期の割引率の引き下げは認められない」と述べるなど、公述人4人のうち3人が値上げに反対、1人が賛成の意見を述べました。
運輸審議会は、3日の意見を踏まえ運賃の値上げが妥当か、国土交通大臣に答申します。
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