パリパラリンピックのパラバドミントンは、日本時間の2日夜に3位決定戦が行われ、男子シングルスSL3クラスの藤原大輔選手(高知市出身)は、"銅メダル"をかけた戦いに敗れ、4位に終わりました。

2021年東京大会の「混合ダブルス」で銅メダルを獲得している藤原大輔選手は、今大会、「シングルス」の、下肢に障がいがある「SL3」クラスに出場。1次リーグを勝ち上がり準決勝まで駒を進めていましたが、日本時間1日夜に行われた準決勝でインドのクマール・ニテシュ選手にストレートで敗れ、3位決定戦に回っていました。

勝てば"銅メダル"となる3位決定戦の相手は、タイのモンコン・ブンスン選手。試合は「3セットマッチ」で行われ、「1セット21点先取」で「2セットを先取」した方の勝ちとなりますが、藤原選手は第1セット序盤から相手にリードを許し、21-15で落としてしまいます。

続く第2セットも、藤原選手は序盤リードを許す展開になりますが、中盤に9-9、10-10と同点に追いつく粘りを見せると、一気に11-10と逆転します。しかし、その後は再び相手にリードを許し、徐々に点差を広げられ、0-2(21-15、21-15)のストレートで敗れました。

混合ダブルスで銅メダルを獲得した2021年の東京大会、藤原選手はシングルスで4位の成績を残していますが、今大会もシングルスでは"あと一歩"メダルには届かず、2大会連続の「4位」に終わりました。

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