松本市で開かれているOMF=セイジ・オザワ松本フェスティバルで、今年2月に亡くなった小澤征爾さんの誕生日に合わせた演奏会が開かれました。
松本市のキッセイ文化ホールで1日に開かれた「小澤征爾の日」。
市内の中学校の吹奏楽部などによる演奏で幕が開きました。
フェスティバルは、今年2月に亡くなった小澤征爾さんの誕生日である9月1日を「小澤征爾の日」に決め、演奏会は、小澤さんが築き上げた音楽文化を継承しようと初めて開かれました。
スクリーンには、生前の小澤さんと市民の交流の様子も映し出されました。
その後、市民合唱団や小澤征爾音楽塾オーケストラが合唱や演奏を披露し、1000人を超す聴衆が耳を傾けました。
最後には、出演者や観客が一緒に童謡「故郷」を合唱しました。
観客:
「すごく心温まる演奏で、小澤さんの誕生日に、ほっこりしたいい気持ちになりました」
観客:
「今年はハッピーバースデーじゃないことが悲しいですけれど、オペラなどを経験できるということが、小澤さんの遺産だと思います」
終演後には、花火も打ち上げられ、集まった人たちが小澤さんに思いを馳せながら夜空を見上げていました。
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