山形県山形市内の入浴施設の露天風呂で入浴中の女性などを盗撮したとして追起訴された男の裁判がきょう行われました。
検察は男がこれまでに「1000人以上盗撮した」などと供述したことを指摘し、再犯の可能性があるとして懲役2年を求刑しました。
性的姿態等撮影などの罪に問われているのは、福島県郡山市の無職の男です。
起訴状などによりますと、男は今年5月、山形市内で入浴施設の近くの山の中に身を隠し、望遠レンズ付きのカメラで入浴中の女性や着替え中の女性合わせて44人を撮影した罪などに問われています。
衝撃の”盗撮人数”
きょうの裁判で検察は、男が過去にも児童ポルノに関する前科があることを指摘。
また、犯行時には、不審に思われないよう登山客を装い山に入り、迷彩柄のネットに隠れ撮影していたとしました。
男は、これまでに岩に似せたカメラを使い盗撮した罪でも起訴されています。
検察は、男がこれまでも入浴施設での盗撮を繰り返していて、「1000人以上を盗撮した」などと供述したことも明らかにしました。
これに対し男は起訴内容を認めていて、被告人質問では「女性に対する興味・知的好奇心を満たすためだった」などと話しました。
1000人盗撮の、求刑は
検察側は、男の犯行について「計画的且つ常習的で悪質」「再犯の可能性が高い」として懲役2年を求刑。
一方、弁護側は、自ら証拠を持参し出頭するなど「反省の態度が見られる」など として、執行猶予付きの判決を求めました。
判決は今月17日に言い渡されます。
【何があったか、驚きの事件発覚経緯などはこちら】https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1292633?display=1
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