福山市は2日、咬まれると腫れや痛みを生じさせる特定外来生物・セアカゴケグモが市内の小学校で9匹見つかったと発表しました。人的な被害はないということです。

市によりますと、セアカゴケグモが見つかったのは市内東部の野々浜小学校です。2日午前10時半ごろ、休憩時間を学校内のグラウンドで過ごしていた児童が遊具のタイヤの中から3匹確認しました。すぐさま教諭に知らせ、学校側が市へ連絡しました。

11時から、3時間半かけて市職員ら計8人で行った現地調査では、タイヤ遊具の中から新たに1匹が確認されたほか、学校の周囲にある側溝から5匹が見つかりました。見つかった9匹いずれも毒を持つメスだったということです。

直近の発見例では、先月24日に野々浜小学校から約800㍍北東にあるシャープ福山事業所周辺でセアカゴケグモが確認されており、福山市内では今回でことし9件目になります。

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