8月31日、プロ野球ルートインBCリーグの福島レッドホープスの岩村明憲監督が、福島で最後の指揮を執りました。

井上和樹アナウンサー「試合に合わせるかのように青空が見えてきました。詰めかけたファンの皆さんが願うのは、岩村監督、福島での最後の勝利です」

元メジャーリーガーが福島にやってきたのは、10年前の2014年。岩村監督は以来ホープスの顔として、10シーズンにわたりチームの指揮をとりました。こうした中、今シーズン限りで監督退任を表明。10年間の集大成として、ホーム最終戦で、栃木を迎え撃ちました。

1点を追うホープスは3回、4番・佐藤のソロホームランが飛び出し同点に追いつくと、続く5番・片山がなんと二者連続ホームランで、この回2点を加えます。しかし、決着は9回ではつかず、迎えた延長10回、1アウト3塁・2塁と1打サヨナラの場面で1番・三沢!岩村監督最後の試合は、なんと逆転サヨナラ勝ち!劇的なラストゲームの後、語られたのは「感謝の言葉」でした。

福島レッドホープス・岩村明憲監督「『福島に来てくれてありがとう』という言葉を励みに何とかここまでやってきた、本当に10年間ありがとうございました」

ファン「福島県にという思いで一生懸命野球をされてきたので、本当にお疲れさまでした」

昨季までホープスでプレーした小野元幹さん「選手から見ても本当に愛情ある方で、時に厳しい言葉も頂いたが素晴らしい監督でした」

選手・ファンから大きく愛された岩村監督。今後は総監督兼球団の会長としてチームを支えていきます。

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