任期満了に伴う長崎県五島市長選挙は、1日投開票が行われ、新人で、元国会議員秘書の出口太氏が初当選を果たしました。

現職の不出馬で、12年ぶりに新市長を決める今回の五島市長選挙には、新人3人が立候補し人口減少対策などを争点に、論戦を繰り広げました。

1日行われた開票の結果、自民党、公明党から推薦を受けた出口太氏が元市議会議員の中西大輔氏と元市議会議長の荒尾正登氏を破り初当選を果たしました。

出口太氏は、五島市出身の49歳で東京大学卒業後は、国会議員の秘書などを務めていました。

出口氏は、現職の野口市太郎市長から後継指名を受けて、今回の市長選挙に立候補。中央政界で培った人脈などを活かし2027年に期限を迎える「国境離島新法」を延長させ、島民の航路割引を継続させることなどを公約に掲げていました。

五島市長選挙の投票率は、前回4年前よりも1.07ポイント高い60.41%でした。

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