8月31日夜、北海道苫小牧市で、義理の親子が顔面を殴り合い、親子ともに逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区の国家公務員の34歳の男と、義理の父にあたる苫小牧市桜木町の57歳の男です。

2人は、8月31日午後10時すぎ、義理の父の家の近くの歩道で、お互いに顔面を手で複数回殴り合い、それぞれにけがをさせた疑いが持たれています。

目撃した複数人から、「男同士が殴りあっている」と通報があり、駆け付けた警察官によって、2人ともその場で逮捕されました。

2人はそれぞれ、額にすり傷を負うなどの軽傷です。

警察の調べに対し、34歳の男は、「ケンカになったが殴っていない」と容疑を否認しています。

一方、義理の父親で57歳の男は、「殴ってきたからやり返しただけ」と容疑を認めているということです。

警察によりますと、当時、2人は酒に酔った状態だったということで、事件に至った経緯について、詳しく調べを進めています。

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